フランスワーホリ『旅するパティシエ―ル』

31歳ギリホリしてきました!語学力ゼロだけど、何とかなる精神で渡仏!少し人と違ったワーホリを過ごしたフランス滞在日記です。田舎とパリでの生活と仕事、海外旅行やフランス地方17ヵ所、パティスリー巡りも紹介していきます。

フランス・パリのメトロで気を付けること!詐欺にあいました、私。

【人を簡単に信じてはいけない】

 
渡仏して3ヵ月経った頃、パリに遊びに行きました。友達とシャンティ城(郊外)に行くため、メトロで切符を買う際に黒人に話かけられ…騙されたのです。
 
今思うと、慣れも出てきたこととフランス語がわかるようになって、つい話をしてしまったことが原因だなと反省します。

 

パリの北は危険がいっぱい

その日わたしたちは、パリ郊外のシャンティ城に行くのに、いつもは使わないパリ北駅(Gare du Nord)へ行きました。
下調べが悪く、販売機で手間取っていると、スーツを着て感じのいい黒人が話しかけて来ました。どこに行きたい?手伝ってあげるよ~ベラベラベラ~と話しながら、販売機をいじり始め、なんと切符を買った!?んっ!?買っちゃったの!?見事な早業でした。
 

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行きと帰りの切符、2人分だからと渡され「買ったの見たでしょ?早くお金払って^^」そんな会話だったと思います。
調べた金額より高かったこともわかっていたのに、なぜなのかさっぱりわからず…笑
 
会話をしばらくしても埒が明かず、どうしようもないので提示金額を支払いました。
その後、北駅からの移動は初めてだったので、どこが乗り場なのかもわからずにいると、その黒人が連れていってくれたのです。
着いといで~ここから入って、この電車だよ!気を付けてね!と、見送られ…騙されたのも知らずにさようならをしました。
 
とりあえず、無事に乗れたので一安心!と勝手に解釈してふたりでおしゃべりしていると目的地へ到着。何事もなく着いたので、良かったね~とシャンティ城と美味しいシャンティを楽しみました。
 
 

アホでしかない自分を悔やむ 

そろそろ帰らないとと駅に向かい行きに買った切符を、駅の窓口で見せると…
フランス人のお姉さまに「これはパリ市内だけだから、使えないわよ」と言われ
頭の中は真っ白なわたし「???」調べてみると、ただのメトロの切符でした。
 
し・か・も!!!!!子供用だったー!!!
 
気づいた時に、ぞっとしました。なぜって、バレていたら罰金を取られるから!(白目)
 
日本とは違い、フランスのメトロやバスは切符を通すのは入るときだけ。
出口には切符を差し込む改札口がありません。駅構内や車内に抜き打ちで検札員が現れ、切符を確認するのです。
 
この時はたまたま見つからなかっただけなので、考えただけで怖くなります。
 
結果、100ユーロを黒人に渡し、帰りの切符9ユーロ×2人分を使いました。
トータル120ユーロと考えるともったいない!なにより、悔しいー!涙
友達には本当に、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
何より一番悔しかったのは、Merci~♪と言ってしまったこと。爆笑
列車に乗れたものだから、ありがとうと…
 
 

なぜ騙されたのか

少しわかるようになったフランス語で話をしてしまった私が悪く、一切反応せず流せばよかったんですよね。ただひたすらに、Non!で良かったんです。
 
 
日本ほど周りを気にせず、安心して乗り物に乗れる国って少ないのではないでしょうか。
自分が海外で生活してみて、はじめて日本の安全さや素晴らしさを実感しました。
 
今後、ワーホリでフランスに行かれる方やパリに旅行される方、十分にお気をつけください!黒人全てとは言いませんが、優しく近づいてきても簡単に人を信じてはいけません。笑